風邪の思い出
風邪をひいてしまいました。
思い出すのは、十年前のことです。
今の私は身長171cm、体重65kgとほぼ標準体型ですが、十年前は95kgもある肥満でした。
高校時代に柔道が原因でヘルニアになり、それを言い訳に一切運動をせず、インドア趣味に興じるようになった結果です。
数年後のある日、風邪をひいて二日ほど寝込んだ後、気付いたら3kgも体重が落ちていました。
今にして思えば、脂肪が減ったわけではなく汗で水分が抜けていただけでしょうが…
ともかく、せっかくタナボタで3kgも体重が減ったのだから、ついでにダイエットでもしてみようかな、と思ったのが大きな転換点でした。
いざダイエットに取り組み始めると、体重が減っていくのが楽しく、自分で考えて工夫を凝らし、食事制限なし、苦痛もなくダイエットに成功しました。
インドア趣味だったはずがアウトドア趣味に変わり、週末はほぼ家を空けるようにもなりました。
ブログタイトルの山と自転車に私を出会わせてくれたのが、風邪だったのです。
そうはいってもやはりしんどいですね…
今週末も自転車遠征に行けるように、早く寝て直します。
GRX Di2を注文
私の愛車はグラベルロードのcannondale SLATEで、コンポは5800、505、6800、785のちゃんぽんです。
昨年からコンポの載せ替えを考えていて、当初の予定はSRAMのforce1にするつもりでした。
それが先月のforce eTAP AXSの発表で心が揺れました。
自分の乗り方を考えると、やはり1xより2xの方が望ましいし、電動コンポにもしたかったし、何よりカッコイイ…!
そうはいってもやはり壁はあるわけで、一番のネックは値段です。
AXSはホイールのハブとフリーボディの交換も必要で、廉価版のforceでも40万円以上はかかるでしょう。この額はさすがに躊躇います。
SRAMであることも気になってきました。国内での部品の流通や、変速性能についてなど、ネット上でよく見られるネガティブな話題です。
そこで、電動アルテグラにしようとほぼ心が決まりました。
見た目がいまいち好みじゃないことを除けば、性能は折り紙付きです。部品の入手も容易で、値段もSRAMよりグッと安いです。
GWの連休明けにでもショップに注文に行こう、そう思っていた矢先でした。
GRX発表
即、購入決定です。
惹かれた点は山ほどありますが、一つ上げれば、Di2のブラケット形状です。
シマノ製ロード用デュアルコントロールレバーはどれもほぼ同じ形なのに、唯一全く異なる形をしています。ちょっと、SRAMにも似ています。
この、「唯一無二」感に私はとても弱いのです。
思えば、SLATEの最大の購入動機もそれでした。
ロードバイクでありながらサスペンションフォーク、それも片持ち!という、cannondaleのSLATEでしかありえないスタイルに痺れてしまったのです。
先週末に、お世話になっているショップからGRXの受注が始まったと連絡があったので、早速注文してきました。
現時点ですでに生産が遅れていて九月になりそうだ、とのことで、さらに遅れる可能性もありますね。
待ち遠しくてソワソワし通しの四ヶ月になりそうです。
三遠南信ロングライド
三河、遠江、南信濃の三国を周るサイクリングに行ってきました。
自転車乗りにとって原田橋の復旧はとても待ち遠しいです。
静岡愛知長野県道1号線で天竜川沿いを北上します。
トンネルが多いうえに暗いので、最低400ルーメンはライトの光量が欲しいです。
水窪へショートカット出来る西山線は昨年(2018)の台風24号で崩れたままです。
浜松が被った被害は凄まじく、山間部はいまだに通行止めだらけです。
数年前に走った時は、自動車ではすれ違い困難な狭隘な区間が多かった印象でしたが、
ほとんど二車線快走路に置き換えられていました。
和田バイパスも着実に伸びています。
長野県好きの浜松民の私にとって、三遠南信道の完工は何より待ち遠しいのです。
国盗り綱引き合戦の勝敗により移動する国境。
静岡県が三メートル押されています。
国内でおそらく唯一、高速道路から一般道へ格下げされた草木トンネルです。
おかげで自転車でも通行できるようになりましたが、周辺の環境が年々荒れていっています…
あとはひたすら国道152号線を南下して帰宅しました。