山と自転車

浜松市北区を基点に、奥三河、本川根、南信方面を自転車で走ってます

2019富士ヒル前日

早朝4時に浜松の自宅を出発。

富士吉田の天気予報は降水確率10%で晴れ、のはずが朝霧高原通過中は本降り。これは試走無理かなぁとがっかりしつつも山梨県に入ると雨は上がり、青空まで見えてきました。天気予報凄いや。

 

7時に富士山パーキング到着。まだガラガラです。

前年、前々年ともっと遅い時間に着いて試走を始めたのですが、日中のスバルラインは大型バスの通行量がものすごく多いんですよね。登り、下りともに途切れなくバス列が続き、スレスレを猛スピードで抜けていくので怖くて仕方がなかったんです。

早朝であれば本数も少なく、まだ下ってくる車もないから大きく避けてもらえるだろう、と踏んでこの時間にしました。

 

準備を済ませ、7時半過ぎにスタート。

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スバルライン料金所

自転車は往復200円です。
静岡のエバグリーンラインも自転車通行出来るようにしてほしいです。

 

誰もいない道をのんびりゆったり進みます。

2019富士ヒル前々日

2019年の富士ヒルもいよいよ明後日になりました。

数日前までは土日両日とも雨予報だったのが、どうやら晴れそうな気配です。

二週間前の富士山一周サイクリングで痔を再発してしまい絶望的な気持ちになったものの、安静と治療に努めた結果、9割方治りました。

さあ、今年も楽しむぞ!

 

FRiX中止のお知らせ

長野県の蓼科を自転車で巡るライドイベント、FRiXにエントリーしていたのですが、開催中止のお知らせが届きました。

 

私は毎年富士ヒルには参加していますが、それ以外にはほとんどライドイベントには参加したことがありません。

それが珍しく興味を持って申し込んだのですが、中止とは…

 

ただ、前泊のホテルを予約済みでイベント翌日は有休もとってあるので、せっかくだから個人で走りに行こうと思います。

世界禁煙デー

毎年5月31日は世界禁煙デーです。

3年前の今日、私はタバコをやめました。

15年以上の喫煙歴があるので、タバコをやめられない人の気持ちもわかります。だからこそ、はっきり言います。

タバコの存在は無意味だ、と。

 

 食後の一服がうまい。

 冬の乾燥した空気で吸うとうまい。

 一服する時間が安らぎだ。

 ストレス解消になる。

 

タバコを吸っていた頃はそう思っていました。それを失うのは嫌だと思っていました。

 

全て、「薬物による幻覚」にすぎません。

 

禁煙して3~5日もすると、ニコチンが体から抜けます。すると、あれほど執着していたタバコの存在が頭からきれいさっぱり消え失せます。

喫煙タイムがかけがえのない時間だったはずなのに、そんな習慣は初めから無かったかのように気にも留めない存在になり下がるのです。

 

禁煙は長く辛い我慢生活と思われているかもしれませんが、我慢するのはたったの3~5日で、それ以降はタバコの存在が路傍の石になるのでまったく我慢する必要はありません。

薬物依存の中でもニコチンはもっとも脱出しやすい部類だと思います。

 

それでも、その3日が耐えられないんだ、という人が多いのでしょう。

そこは工夫次第です。

私は30kgのダイエットも禁煙もほぼ苦労せずに成功させました。

どうしてみんなこんな簡単な事が出来ないんだろう、と思うぐらい楽々と、です。

いずれ、私がどういう工夫をしたかをここに書こうと思います。

富士山一周サイクリング、失敗。(その3)

本栖湖を一周した後は、朝霧高原の長い下りです。

その前に、南アルプスが望めます。手前の湖畔が浩庵キャンプ場ですね。

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南アルプス

このあたりから、体の不調を感じ始めました。距離、獲得標高どちらも大したことないのに妙に疲れている…

本来なら緩く長い朝霧高原の下りは気持ちいいはずなのですが、脚を止めて惰性でダラダラと下り続けました。上半身を支えられず、腕をつっかえ棒にしたハンドル荷重のみっともないフォームで…

 

今走っている国道139号線の西には天子山地が平行し、毛無山の麓にはふもとっぱらキャンプ場が見えます。ここもゆるキャン△の舞台ですが、やはりすごいテントの数です。

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ふもとっぱらキャンプ場

反対の東側は、朝霧高原のイメージそのまま、雄大な牧場が広がります。

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朝霧高原

この先、田貫湖や白糸の滝にも立ち寄る予定だったのですが、気持ちに余裕がなくなってきたためスルーしてしまいました。

上井出から県道72号線で富士山スカイラインへ向かいます。

 

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標高差1900mの超級ヒルクライム

この写真の場所、r72とr180の交差点が標高500mなので、標高2400mの富士宮口五合目まで実に1900mの標高差を一息で駆け上がります。

もちろん、私の心はすでに折れていました。

車を置いた水ヶ塚公園でフィニッシュです。それでも1000mは登らないといけません。

 

自販機でモンスターエナジーを買って、最後の気力を奮い立たせます。

 

富士山一周サイクリング、失敗。(その2)

峠を下って山中湖畔に着いたら、逆時計回りで三分の二周します。

日中はいかにも人であふれそうな観光地ですが、まだ朝早いのでとても静かです。

 

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山中湖と富士山

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湖畔サイクリングロード

サイクリングロードも快適です。朝はやはりいいですね。

 

国道に戻ったら富士吉田へ向かいます。

道の駅でトイレに寄りつつ、上宿を曲がり富士山駅方面へ。富士急ハイランドを左に見て河口湖の北岸道路へ入ります。

富士五湖で最も観光地化された河口湖ですが、やはり朝早いため静かで気持ちよく走れます。

 

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河口湖と富士山

宝永山が見えない富士山は新鮮です。

左右に均整がとれていて美しいですね。

 

河口湖を過ぎるとすぐに西湖です。

西湖の北岸からは富士山があまり見えません。

そのせいか、山中湖、河口湖に比べて急にさびれた雰囲気に感じました。そのかわり、車もほとんど通らなくなるので走りは快適です。

 

西湖を過ぎて国道139号線に合流、続いては精進湖です。

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精進湖と富士山

精進湖西岸も静かな道でした。

五湖で最も小さいので一周もあっという間です。

 

そして最後に本栖湖を一周します。

ゆるキャン△の始まりの場所として一躍有名になった浩庵キャンプ場が見えます。

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浩庵キャンプ場

写真の範囲外、湖岸に沿ってまだまだテントが並びます。

キャンプブームとは聞いていましたが、これほどとは…

三年前に通った時は閑散としていた記憶があります。

 

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本栖湖と富士山

千円札の裏側でおなじみの場所です。

もう2時だ…ということはなく、まだ10時です。

 

富士山一周サイクリングも折り返し地点です。

つづく。

富士山一周サイクリング、失敗。(その1)

5月末の土曜日、三年ぶりに富士山一周サイクリングに行ってきました。

タイトルの通り、失敗と言わざるを得ない内容です。

 

そもそも、週の頭に風邪をひいたのが失敗の始まりでした。

仕事をしながらも体調回復に努め、金曜日にはほぼ復調(と、思い込み)。

深夜に出発するため早く布団に入るも、なかなか眠れず。睡眠と呼べるのはせいぜい一時間半ぐらいだったと思います。

普段なら病み上がりの上睡眠不足ということで計画を取りやめる判断をしたはずです。

が、この時は強行してしまいました。

快晴の天気予報に負けてしまったのです。

 

 

ともあれ、富士山南麓の水ヶ塚公園に到着。

ここを基点にしたのは、ダウンヒルの負担を軽減するためでした。

私は坂を上るのは好きなのですが、下りは苦手なのです。登山でも下りが大嫌いです。

水ヶ塚公園は標高1500mなので、富士山スカイラインの標高差を調度二分割できます。

 

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水ヶ塚公園駐車場

朝6:00スタート。

まずは御殿場方面へ一気に降ります。

陸上自衛隊滝ヶ原駐屯地を左折して国道138号線へ入り、北上します。

 

交通量の多さが少々予想外でした。

R138が混むことはよく知っていますが、三年前の同じ時期、朝7:00過ぎに走った時はとても空いていたので、さらに早い時間ならもっと走りやすいだろうと踏んでいたのですが…

早朝にもかかわらずダンプやトラックといった大型がやけに多く、おまけに陸自の車両も引っ切り無しに後ろから来ます。普段は車の来ないところを求めて山間部の市道や林道ばかり走っているので、ギャップが大きいです。

 

陸上自衛隊富士学校の前を通り、須走へ。

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ふじあざみライン

トリプルクライムもいずれは挑戦したいですが、今回はスルーします。

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道の駅すばしり

やはり三年前より駐車車両が多いです。

快晴が原因なのか、それともこれが普通でたまたま前回が運よく空いていただけなのかもしれませんね。

 

篭坂峠へ向かいます。

国道だけあって斜度は緩く楽ちんです。

このあたりの風景、というか生えている木が浜松の山とは全然違っていて、とても新鮮な気持ちでウキウキします。明るいんですよね。

 

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篭坂峠

峠を越えて山梨県入り。

今日はここまで。